以下の4題のうち1題を選択して解答せよ。
尚、解答用紙には、何番目の問題を選択したか分かるように明記しておくこと。
【問題1】
従来の中小企業論の問題点を指摘した上で、今日、着目されている産業集積論が中小企業論に対して如何なる問題提起をしているか述べなさい。
【問題2】
テキスト(植田浩史編『産業集積と中小企業』)の第4章、第5章、第6章に書かれている具体的な企業活動の実態を踏まえた上で、産業集積の持つ機能について論述しなさい。
【問題3】
産業集積を一つの「取引システム」として捉えた場合、産業集積が「取引システム」として機能するためには、何を重視する必要があるか論述しなさい。
【問題4】
現在、日本経済は長期的不況にある。大企業は積極的に海外生産を進めている。他方、こうした情況のもとで、日本経済を根底から支えてきた中小企業は未曾有の危機に直面している。こうした情況にある中小企業を活性化させるためには、どういった政策的インパクトが必要か、産業集積論が持つ政策へのインプリケーション(含意)を考慮した上で、自身の見解を述べなさい。
※採点に関する備考
レポート(ビデオに対する解題)を2回提出しているものは120点満点、1回提出しているものは、110点満点、未提出のものは100点満点で採点する。
60点未満 不可 60以上75未満 可 75以上85未満 良 85以上 優 |