ウラ金大 大学公式サイト サイトについて 免責事項 運営者紹介 メール Titlebar
掲示板 コラム リンク集 Navigation
金大生コラム

金大生の授業風景

金大では「教養教育」と「専門教育」を並行して履修する、という建前になっていますが、事実上は、1年のうちにガーッととれるだけ教養をとって、2年からはずっと専門、というような感じです。特に、教養教育については、金大はかなり得意分野とみられます。面接で「何で金大を志望したのか」と問われたら、「教養教育が充実しているから」と答えておきましょう。きっと喜ばれます(もう遅いか)。それはいいとして、少し金大の歴史について書いておきましょうか。金大はもともと、数年前まで「教養部」なるものが存在していました。つまり、1.5年から2年くらい、教養課程といって、教養棟というところで、教養科目を受けていました。その当時は、「教養部の先生」「教養部の備品」と、他の学部とは切り離された、独立した学部のような扱いになっていました。教養自治会も、もとは「教養学部の自治会」としてあったのでしょう。それが大学改革みたいなものが起こって、解体されてしまったようです。つまり、教養部の教官たちは、「とりあえずどっかの専門学部にいろ」と、ちりぢりばらばらにされてしまいました。そのとき、相当無理がおこったようです。ほとんど古典に近い英語を教える教官や、体育を教える教官がなぜか経済学部にいる、ということも現にあります。しかし彼らは、未だに教養部の教官であるかのようです。なぜならば、総合教育棟というものが角間にでき、そこに彼らは自分の部屋をもっています。専門学部に所属している割には、あまり専門の授業でお目見えしません。専門の教官が教養を教えるというのはときどきありますが、結局、あまり変わっていないのです。まあそれはいいとして、教養科目のおいしいところというと、どの学部の友達とも同じ授業を取れる、ということです。違う視点からみると、どの学部の上回生からも授業情報を入手できます。特に教養は当たりはずれが大きいので、情報はとても貴重です。よっぽど青春を学問に費やしたいという方でなければ、なるべく早くに友人なりを作って、情報網を広げておくのが得策です。「でも大学は学問をするところじゃ…」という方に一言。学問は自分でするものです。決して教官の言われたとおりの勉強をするのが学問ではありません。教養の授業は、「きっかけ」として利用してください。それから、自分のやりたいことを見つけてください。自分の勉強のじゃまになりそうな講義はどんどん切るなり、友人に代返を頼むなりしてください。教官もそう望んでいるらしいです(私のきいた限りでは)。それでもみたところによると、金大生は結構真面目に授業に出ています。授業に出て、机の下で携帯を操作していたり、あらぬ方向を見たりしている学生がかなりを占めます。どこかの私大生のように、学外に出てさぼるというのが意外に少ないです。真面目というより、そういう勇気がないのでしょうか。角間周辺に遊ぶところがないから、さぼる必要性を感じないだけなのかもしれないですが。

最終更新: 2002/11/01
© Copyright 2002 urakindai.com All rights reserved.